なんと、台所シンクの水が流れなくなるという最悪の事態が発生してしまいました。
前兆はあったんです。あったんですが、騙しだまし使っていたというか…。
それでも、とうとう「その日」がやってきて、完全に流れなくなってしまいました。
業者に頼んだとして、待つとしたら何日?
それこそ一日も待てない状況だったので、やれることをやってみようということになりました。
最終解決までの道のりを載せているので、ワイヤー式パイプクリーナーを使ったくだりだけを読みたいという場合は、こちらをクリックして先に進んでください。
前兆
毎日シンクを使っていると、何かしら普段と違うことに気づくものですね。
最初に違和感を感じたのは、水の流れる「音」でした。
食器を洗うとき、水を流しながら使う分には感じませんでしたが、水桶に溜めた水を一気に流した時の音が、なんとなく違って聞こえました。
それまで、水を一気に流した場合は、最後の最後に吸い込まれるようなポコポコッという音がしてたんですが、それが聞こえなくなっていました。
なんとなく、流れ切ってない感じ?
昨日までと何かが違うな?と感じて、まずはパイプマンを使うことにしました。
市販のパイプクリーナー
いや~、私はずっと「排水口のお掃除には『パイプマン』だね」と思ってましたが、実際に手元にあったのは、黄色い容器のベツモノでした。
考えてみたら、我が家にストックされていたのは『パイプユニッシュ』のほうでした… (^^ゞ
近所のスーパーで2本まとめ売りが置いてあるので、ついついそれに手が伸びてしまい、意識しないくらいパイプユニッシュのヘビーユーザーになってました。
いい機会なので、2つを比較してみましょう。
パイプマン vs. パイプユニッシュ
商品名 | パイプマン | パイプユニッシュ |
---|---|---|
メーカー | LION(ライオン) | ジョンソン |
内容量 | 1000ml | 800ml |
商品の形状 | ジェル状 | ジェル状 |
液色 | 黄色 | 透明 |
主成分 | 次亜塩素酸塩 水酸化ナトリウム | 次亜塩素酸塩 水酸化ナトリウム |
詰まり予防・ニオイの消臭 | 約100ml/1回 | 80ml(1目盛り) |
詰まり解消の使用量 | 約300ml/1回 | 320~400ml(4~5目盛り) |
放置時間 | 約30~60分 | 15~30分 |
どちらもジェル状ですが、意識して使い分けたことがなかったので、粘り具合の違いなどをいつかしっかり比較してみたいですね。
表を作っていて感じたのは、ジェルの色の違いです。
パイプユニッシュは透明なので、投入後にどうなっているのか確認しづらいです。その点、色付きのパイプマンのほうがポイントは高いと思います。
パイプユニッシュ投入!
「音が変だなぁ~」と感じた頃は、特に目に見えて詰まっていたわけではないので、通常通りの投入量(1目盛り)を回し入れて30分放置。
大量のお湯を一気に流して作業は完了。
特に音が元に戻った感覚もありませんでしたが、とりあえず「仕事した」感があって満足してました。
ただ、やっぱり水の流れる音に違和感がある状態は変わりませんでした。
パイプブラシ投入!
そんなある日、スーパーで偶然目に入ってきたのが、下のパイプブラシでした。
即買いし、どんな汚れが取れるのかとワクワクしながら帰路につきました。
オラ、ワクワクすっぞ~
ところが、実際には何かが引っ掛かるわけでもなく、サラッとした黒い汚れがチョロッと取れたくらいで、達成感は全くありませんでした。。。(悲)
それに、ブラシの長さを全部使うほどにはパイプの奥に入ってくれませんでした。S字カーブの部分で、どんなに頑張っても先に進みません。
無理してパイプを傷つけるのが怖くて、力を入れるにも限界がありました。
この商品のAmazonのクチコミを見ると賛否が分かれてるようですが、どうやらS字パイプに使う人には不評で、ドラム式洗濯機に使った人には好評のようです。
パイプユニッシュ大量投入!
その後、夕飯で鍋料理が続いていたある日、鍋の中に残ったスープを捨てると、あっという間にシンクに水が上がってくるようになりました。
普段はシンクの排水溝用ゴミカゴに溜まったゴミのせいで流れが悪くなることはありましたが、ゴミを除けばすぐに流れたし、第一、シンクのほうまで水があふれることはありませんでした。
それが、ゴミ網にはほとんど何も無いのにアッという間にあふれ出したので、「これは結構近くで詰まってるな…」と感じました。
きっと大きな油の塊がパイプに詰まっているんだろう…ということは感じましたが、パイプブラシでは届かなかった場所となるとS字の先なので、これをどうやったら溶かすことができるのか?と頭を抱えました。
とにかく、再びパイプユニッシュの登場です。
この時は明らかにパイプが詰まっていると感じたため、ボトルの半分を投入し、30分後にお湯を流す、という作業を2回繰り返しました。
結果としては「前よりは流れたかな…」という感じですが、完全に解消したという実感はありませんでした。
何より、水の流れる音は元通りになっていませんでした。
S字パイプを外してみる
我が家のシンク下の写真がこちらです。
今まで真剣に見たことがなかったですが、あらためて見てみると、このS字カーブにパイプブラシを通すのは難しそうですよね。
水を流してから詰まって水が上がって来るまでの時間を考えると、かなり近くで詰まってる気がします。ところが買ってきたブラシではかすりもしないので、S字の底辺(下写真❸)より向こうで詰まってる気がします。
良く見ると、S字パイプに2か所のキャップがあります。(下写真の❸と❹)
❸は水抜き用で、❹は高圧洗浄用でした。
❹のキャップを外してブラシを通してみようか…ということになりました。
まずは水とお湯の元栓を閉めて、❸のキャップを外してパイプ内に残っている水を取り除きます。
その後で❹のキャップを外して写真を撮ってみました。
何かが詰まってる感じがしますよね…。
ここで再びパイプブラシの登場です。
今度は何かが引っ掛かったものの、引き上げる強さが足りません。
それならと、今度はS字部分を取り外してみることにしました。
すると、接続口付近に残っていたのが下写真の塊でした。
このかたまり、結構大きいですが、全部ではありません。
良く見るとカーブしていて、パイプの内側に沿った形になっていました。
ということは、本当はあるはずの半分が見当たりません。
汚いので写真を半分にしておきます。良く見たい・・・という場合はクリックで拡大できます。
ということは、、、残りのかたまりは、地下のパイプの中に落ちたことになります。
これが再び悲劇の元になりました。ただ、
この時は「こんなに大きな塊があったら、詰まるワケだよね~」と、一定の成果に満足してました。
しかもパイプの内側は思ってたほど汚れてなかったので、このカタマリが取れたことで、詰まりが解消できたと心からホッとしました。
ヤレヤレ・・・とパイプを戻し、一件落着・・・のつもりでした。
最悪…水が全く流れなくなってしまいました
「はぁ~、終わった~」
大きな汚れのカタマリを取り除けたので、これで解決!とばかりに、様子見で水を流してみたところ、確かに流れるようになっていました。
ただ、流れる音はまだ前と違う気がします。
それでもなんとか使っていましたが、夕飯の片付けの時に、再び水が溜まり始めました。
そして、ついにビクともしないほど、ピタッと水の流れが止まってしまいました。
考えられる原因
よくよく考えると、あの塊が半分しか回収できなかったことが痛かった気がします。
回収できなかった片割れのほうが、サイズ的にはむしろ大きかったように思えます。
で、その大きなカタマリがおかしな態勢でパイプにピタッとハマっているとしたら、症状は悪い方向に進んだのではないでしょうか?
そしてもうひとつ考えられることは、汚れの塊が一か所じゃない場合です。
押し込んだ塊は次の塊と合体して、雪だるま式に大きくなっていく可能性もありますよね。
地中の様子がわからないので、どんな状態でパイプが伸びていて、どこに詰まっているのか、サッパリ分からなくなってしまいました。
もっと強力な何かを探す…
ふと、ビルトインの食器洗浄機のことが心配になりました。
食洗器からの排水も同じパイプに繋がってると思うので、いずれは影響が出るような…?
心配は現実のものとなり、食器洗いが完了したあとでも、底にあるゴミ受けの網からタプタプと水が溜まっているのが見えるようになりました。
心なしか下水のニオイもするような…
これはもう業者を頼む段階か?と言うところまで切羽詰まった状態になりました。
ただ、依頼しても実際に訪問してもらえるまで数日かかるとすれば、その空白の期間はどうする?
少しでも間を埋めるため、業務用のクリーナーが売ってないか?と考えて、ネットで探してみました。
すると、どうやら排水パイプの詰まりといえば、コレ!と言われるような商品がすぐにヒットしました。
その名も ピーピースルーF !!
和協産業から出ている業務用排水管洗浄剤で、スーパーに並ぶパイプクリーナーよりも強力に排水管の汚れを落としてくれそうでした。
ピーピースルーF
そもそも、このピーピースルーFという商品は、パイプマンやパイプユニッシュとは違って顆粒状の製品です。主成分もケイ酸アルカリ塩、KOH、NaOH、過炭酸塩・・・といった具合で、前者とはまるで異なります。
商品の説明は次の通りです。
配管詰まり洗浄剤のベストセラーの家庭版!
- プロが認めた住まいの保健薬。排水管の汚れ・ニオイ・排水トラブルの原因をすっきりキレイに解消。
- 化学反応の力によってヨゴレを溶解し、スムーズな流れにする優れた効果があります。
- 定期的に使用することで、より清潔で快適な生活環境を応援します。
4つの力でヨゴレを落とす
Amazon
- 発熱の力:ヨゴレを軟らかくして流れやすくし溶解促進!
- アルカリの力:油脂やタンパクヨゴレを化学の力で溶解!
- 酸素の力:こびりつくヨゴレを剥離!
- アワの力:ヨゴレを側面からはがして押し流す!
これはかなり期待できます。
ということで、早速ポチリ。
そしてもうひとつ、スーパーで買ったブラシよりも強力で長い、ワイヤー式パイプクリーナーを買ってみることにしました。
ワイヤー式パイプクリーナー
購入したのはコチラの、手動式ワイヤーです。
このワイヤー式クリーナーは、ケルヒャーみたいな高圧洗浄うんぬん…ではなく、至ってアナログな商品なんですよ。
いやぁ~、一瞬ケルヒャーも考えたんです。ケルヒャーにも排水管洗浄用のホースが別売りされてるので。ただ、ケルヒャーを使うというのは、かなり大事になりそうじゃないですか?
できればチャッチャと済ませたい・・・というのが希望なので、とりあえずお手頃価格のワイヤークリーナーを取り寄せてみることにしました。
結果は、、、
ケルヒャー並みにおおごとになったけどね…
商品到着!
注文した翌日に届いた5点セットです。
❶の本体は想像以上にシンプルで、思ってたよりは軽かったです。重量の内訳はほとんどワイヤーの重さで、外側の部品はかなり軽量でした。
❸の黄色いスポンジは、トイレの陶器部分を傷めないよう、下に敷くためのものです。
❹のゴム手袋はありがたいのですが、かなり薄手のものだったので、普段使っている買い置きのものを使いました。
この商品の先端はブラシではなく、ワイヤーそのものが螺旋状になっています。
この先端を回転させることで、油汚れのかたまりをかき回して崩します。これならブラシよりも格段に汚れの塊に対抗できそうな気がしますよね。
ワイヤーの長さは 5m と 10m の2タイプが販売されていて、ギリギリまでどちらにするか悩みました。
ただ、10mって相当長いですよね。
重すぎても作業が大変かな?と思い、5mのほうを購入しました。
ワイヤーは、下の画像で見ると青い部分に巻かれた状態で収納されています。
ワイヤー式パイプクリーナーの使い方
- まず、ネジを緩めてワイヤーを引っ張り出します。
- ワイヤーの残り10㎝あたりで角度がつけられ、ある程度の引っこ抜きには耐えられるようになってましたが、意識しないと簡単に外れてしまいます。
- 引き出したワイヤーを排水パイプの中にシュルシュルと差し込んでいきます。
- 進まなくなったところでネジを固定します。
- クルクルとレバーを回し、汚れをかき回します。
- かき回してるうちに汚れの塊が崩れて「スルッ」とした感触に変わります。
- 完了したらネジを緩めて、レバーをクルクル回してワイヤーを回収していきます。
自力で排水管掃除!(with 手動ワイヤー式パイプクリーナー)
ほとんど同時に注文したピーピースルーFとワイヤー式クリーナーでしたが、ピーピースルーFは翌日には届きませんでした。
前準備
実際に届いた商品を見て、このワイヤーをシンクから入れてS字カーブの先まで進ませるというのは、シンクを傷つけそうで心配になりました。
試しに差し込んでみましたが、S字部分を通すこと自体が難しそうでした。
結局、再びシンク下にあるもの全てを撤去して、新聞紙やタオルやらで汚れ対策を施した上で、S字部分を外してワイヤーを差し込むことにしました。
ワイヤー投入!
ゆっくりとワイヤーをパイプに伸ばしてみると、特に問題なくスルスルと吸い込まれていきます。
「別に変化しないけど・・・」と思っていると、突然ワイヤーが進まなくなりました。
明らかに何かが邪魔をして塞がっているのがわかります。
そこで、パイプクリーナーのネジを閉めて、ハンドルをぐるぐると回します。
グルグル、グルグル、スポッ!
「おぉ! 抜けたっ!」
念のため、更に奥へとワイヤーを伸ばします。
すると再び、ワイヤーが進まなくなります。
グルグル、グルグル、スポッ!!
進む → 詰まる → グルグル・・・、これを繰り返しているうちに、とうとう5mのワイヤーを伸ばしきってしまいました。
前の項目のイラストに描いた通りで、パイプの中では、数か所に汚れのカタマリが付着していたようでした。なので、1か所を取り除けたとしても、その先でカタマリが残っていれば、せっかく崩した汚れが新しいカタマリになってしまいます。
出来る限りパイプ内のカタマリを崩していく必要があるので、10mのワイヤーを買っておけばよかったと少し後悔しました。
伸ばしきったワイヤーを回収しながら、所々で止まってグルグルし、できるだけパイプ内を掻き回してみました。
もう一度ワイヤーを差し込んでみると、今度は途中で止まることなくスルスルと入って行きました。
ワイヤーが10mの長さだったら、もっと奥まで伸ばしてみたいところでしたが、とにかく5mワイヤーで届くところまでグルグルし、これだけやれば大丈夫だろうと、S字パイプを元に戻して水を流してみました。
かなり期待して水を流しましたが、実際には「開通!」と思えるほどの流れにはなっていませんでした。
おかしい…
こうなると、5mよりも向こう側に、まだまだ詰まったものがあるのかもしれない…。
それとも、別の配管でも詰まってるのだろうか?
もしかすると崩したカタマリが、本管との合流地点で詰まってるのかもしれない?
裏庭の汚水桝の蓋を空けてみる
これだけやっても流れなかったので、今度は外の汚水桝を空けて様子を見てみることにしました。
汚水桝の蓋を開けると、これまでのパイプとは違う太い配管が通ってて、その中は下水のニオイがするものの、思っていたほど汚れてはいませんでした。
なにより、油のカタマリもたまっていませんでした。
ということは、シンク下のパイプ5m先から汚水桝までの間で詰まっているということでしょう。
1人がキッチン、もう1人が汚水桝前に立ち、洗い桶にためたお湯を一気に流して様子を見てみましたが、流した量には見合わない水がチョロチョロと流れてくるだけでした。
パイプユニッシュ大量投入
ワイヤーが届かない部分のカタマリが原因だと、どうすることもできません。逆に、外の汚水桝側からワイヤーを入れることも考えましたが、とりあえずパイプユニッシュを試してみることにしました。
再度S字パイプを外し、なるべく液体がパイプ内に直接届くようにして、ボトル半分を投入して30分待機。
今度は大量のお湯を流そうと、シンクの排水口にタオルを詰めて、シンクいっぱいにおゆを貯めてから一気に流してみることにしました。
キッチンの窓から「流すよー」の声が聞こえると、水の流れる音がパイプを伝って聞こえてきました。
少し時間差があって、チョロチョロとお湯が流れ始めました。
ただ、流したはずの水の量より少ないような???
「もう1回流すよー」という声が聞こえ、再度大量のお湯が流される音が聞こえました。
そして10秒ほど後に、今度は今までと違う勢いで、ドドドドーッと湯気をあげながらお湯が流れてきました。
その上、一瞬で消えてしまったものの、明らかに黒いドゥルッとした物体が流れて行ったんです。
それから何度かお湯をためては流す・・・を繰り返してみると、最初に見たほどの大きさではないものの、汚れのカタマリと思えるものが流れて行くのを確認できました。
そして、とうとう透明のお湯しか流れなくなりました。
開通!を音で実感!!
最終的にパイプユニッシュが良い働きをしてくれたので、「もしかしてワイヤーは要らなかったの?」なんてことも考えましたが、パイプ内で何か所も詰まっていたのは事実なので、ワイヤーとパイプユニッシュの合わせ技で完璧な仕事になったと思うことにしています。
なんといってもシンクから水を流したときの音が全然っ違います!
長いパイプの中を順調に、遠くまで流れてるなぁ~と実感できる、気持ちのいい音が鳴り響いてます。
今回最初に感じた違和感の「音」ですが、その前の音もこんなにスッキリした音ではありませんでした。
きっと、もうずいぶん前から詰まり始めていて、パイプの中から悲鳴が上がってたんだと思います。
この音の感覚を覚えていられれば、次に音が変化した時にも早めに気づくことが出来そうなんですが、さて、どうなることやら…。
それよりも、もっとこまめにパイプクリーナーを使って気を使っていれば、こんなにおおごとにはならなかったのかもしれないですね。
この大掃除から数日後、ピーピースルーが届きました。
今すぐに使うのはもったいないので、半年後にでも使ってみようと思います。
とはいえ、当初の予定とは大分ずれて、大掛かりな仕事になってしまいました。
2人で協力して半日がかりです。
シンク下の荷物を出して、戻して。
パイプを外して、戻して。
ワイヤーを差し込んで、戻して。
などなど。
初めてのことで戸惑ったことも多く、2回目以降はもっとうまくやれそうな気もしますが、最初から業者に頼んでいたほうが良かったかもしれません。
教訓
教訓としては、
「パイプが詰まったら、
パイプクリーナーは惜しまず使え!」
液体の使用量は、詰まり予防の場合と、詰まってしまった後では全然違うのに、普段通りに使ってる人が多いのではないでしょうか?
詰まってしまったパイプには、惜しまずボトルの半分をドハドバと投入しましょう。
また、
「汚れのカタマリは、1か所とは限らない!」
ということも頭に入れておきましょう。
今回の経験では、パイプの中で何か所にも分散してカタマリができていました。
この場合、最初の詰まり箇所でクリーナーの液体がとどまってしまいます。
ということは、その先にあるカタマリは溶かしきれていない可能性があります。
そのため、クリーナーは最低でも2回は試してみて、しっかり開通させることが大切だと思います。
それができていたら、ワイヤー式パイプクリーナーに頼る必要も無かったかもしれないと思いますが、今回のことで家の仕組みがなんとなく理解できて面白かったというのもありますし、なによりも長年の汚れをすっかりキレイに洗い流せたことを、自分の目で確かめることができました。
シンクが詰まったまま年を越す悲劇は免れて、スッキリした気分で新年を迎えることができました。
終わり良ければ総て良し。めでたし、めでたしでございます。
スッキリしたねぇ~
プロに頼む
水回りのトラブルは、プロに任せるのが断然早いということを実感しました。けれどもトラブルが多いという話もよく耳にします。見積もりを取って、安心して任せられる専門家に頼みましょう。