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「芝生の庭」15年を振り返る Part2:芝張り作業編

Part1に続き、「庭の芝生」15年を振り返る第2弾。芝張り作業のことを書こうと思います。

用意するもの、便利なもの

芝生を張る作業は、ただ置いたり並べたりするだけではダメなんですね。芝生がしっかり根付いて元気に育つ環境づくりが必要です。

そうした作業に必要な道具を確認しましょう。

スコップ(大)、クワ
土を耕すのに使います。
スコップ(小)、ミニ熊手
石や雑草を除くときにあると便利です。
ふるい
石や雑草を除くときにあると便利です。
レーキ
土地を平らに均すのに使います。
バケツ
あれば何かと便利です。
ホウキ
目土を広げるのに使います。
芝を土に圧着するのに使います。
水はけをよくするため、土台作りで使います。
芝の目土
芝の乾燥を防いで保護します。

「砂」は地面を平らにしたり、水はけを良くするために使いますが、我が家の庭は水はけが良いので使いませんでした。

「芝の目土」は近所のホームセンターで購入しました。

はじめ、「土なら庭にタップリあるんだから、それを使えばいいじゃないか!」と考えたりもしましたが、実際に作業を始めると、まるで別物だと感じます。

まず、土のキメ細かさが違います。この細かさが、美しく芝と芝の間を埋めるのに役立つわけです。また細かいからこそ広げる作業も楽になります。

途中で目土が足りなくなったところで自宅の土を使いましたが、このフルイかけの作業がハンパなく辛いのです。

電動フルイかけでもあれば話は違いますが、まぁ一般家庭にあることはまず無いでしょう。

\ ナント!探したら出てきました /
  • 田植え機用苗土のつちふるいに
  • タネ、モミ、豆類の選別に
  • 造園、園芸用の土ふるいに
  • その他アミを取り替えて、色々な選別に使えます。

「板」は新築時に転がっていた廃材を大工さんから譲ってもらったものがあり、30㎝×30㎝位で作業に丁度いいのがあって、ラッキーでした。

「レーキ」の登場シーンは整地作業です。先端がかぎ爪型になってるタイプはもともと家にありましたが、地面を平らにするには先端が平らなタイプのほうがいいのは間違いないです。

とはいえ「この作業の後で使う機会があるのか?」と考えると疑問だったので、新たに購入することなく頑張りました。

あとは細かい作業にスコップやミニ熊手があると便利です。表面には見えてない石が結構出てきます。

芝張り作業開始

用意した芝生は「第1弾」で書いた通り、姫高麗芝です。約20㎡の範囲に張っていきます。

作業はゴールデンウィーク中に行ったので、整地作業の日と、芝張りの日を分けても良かった気がします。あの時は整地作業を舐めてました。

整地作業

途中、外構をお願いした会社の社長さんが様子を見に来ました。自分たちでは平らにしたつもりの地面を見てダメ出しが…。

自らレーキを持って「こう!」と熱い指導いただきました!

「このレーキじゃないんだよねぇ~」

ボヤキながらも動きは止まらない…。

「凄い!凄い!」とおだてるうちに、半分近く作業が進んでました。

指導後は、明らかに違う状態です。

  1. 土を掘り返す。
    • まずはスコップやクワを使って土を掘り返します。土に空気を入れて柔らかくすると、根がのびのびと伸びて芝生が元気に育ちます。
  2. 土の中の石や根を取り除く。
    • 見た目からは想像しないほど、石や根っこが出てきました。
  3. 土を平らにする。
    • レーキを使って土を平らに均していきます。

我が家の庭は整地して間もないので雑草が生えてませんが、ここに雑草があったら数倍の手間がかかったと思います。

根っこや石ころ、幼虫など、とにかく色んなものが出てきます。そういったものを取り除くのが本当~に大変な作業でした。

最新の必需品!!

芝張り作業

さあ、いよいよ芝張り開始です。

芝生は、箱を開けると冷気が上がってくるほどクールな状態で鹿児島から送られてきました。

ホームセンターでは見たことのないような青々とした美しい芝生とご対面・・・だったんですが、曇り空だったせいか写真ではその瑞々しい青が伝えきれないのが残念。

なにより、芝生について来た黒土がとっても良い土で、いかにも栄養タップリに育てられた感じがしました。

\ 芝生を購入したショップはこちら /

芝生はレンガのように交互に並べていきます。

芝生と芝生の間に3~5㎝の隙間を開けて並べる【目地張り】が一般的ですね。隙間がある分、使用する芝生の枚数が抑えられて安くなるというメリットがあります。

デメリットとしては、隙間部分の高さが綺麗に揃うまで、凸凹した見た目になってしまいます。

隙間を開けずに並べる【ベタ張り】と呼ばれる手法もあります。

最初から切り芝どうしをピッタリとくっつけて並べるので凸凹になりづらく、芝庭の仕上がりが早いという特徴があります。

当然ですが目地張りよりも芝生の量が多く必要なので、費用もアップします。

すっかり【目地張り】で行くつもりだった私たちですが、なんと途中登場の社長が断然『ベタ張り推し』でした。

理由は、並べるのが楽、早く仕上がる、雑草対策やら芝刈りやら、平らに揃う前の管理が目地張りよりも楽…など、なかなか魅力的なことを言ってたと思うんですよね。

それで急遽予定を変更し、ベタ張りすることにしました。

  1. 芝を並べる。
    • 造園のプロが勧めるベタ張りを採用。
  2. 圧着する。
    • 廃材の板を使って芝と土を密着させます。
  3. 目土をかけ、均等に広げる。
    • 足りなくなった土を自宅の土で補うためにふるいを活用。石がゴロゴロ…。
    • 目土をかけると凸凹を減らせるし、保湿効果で芝生を守ってくれます。
  4. 最後はタップリ水撒きする。

午前中から始めた作業ですが、陽の沈む頃までかかってしまいました。

土を掘り返す時に家庭用耕運機でもあれば楽だったのになぁ~と…

調べてみると、庭を耕すのにちょうどいい1万円クラスの耕運機もありますね…。

はい、お疲れさまでした~

なぁ~んて、そんな気分になってませんか?

甘ーいっ!! ヾノ。ÒдÓ)ノシ バンバン!!

生育期間はひたすら水遣り

例の社長曰く「水は毎日あげてね!」

水、水、水・・・と、耳にタコができるほど繰り返し聞かされました。

朝の水遣りはもちろんですが、夏場は夕方の水も忘れないようにお達しがありました。

たまに心配になって見に来た社長が自ら水遣りしてることもあり、よっぽどダメ夫婦に見えてたんでしょうねぇ。

朝はなんとかなっても、夕方は外出のことも多くて難しいですよね。

それで、結局道具に頼ることになりました。

スプリンクラー購入! ついでにタイマーも購入!!

これでずいぶん助かりました。

さて次は、芝生が定着していく様子と、その後の維持・管理を振り返ります。

第3弾へ続く≫

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