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楽天EdyカードをPaSoRi(パソリ)で支払えるようにする

【悲報】

2023/07/30 パソリでamazonの支払い手続きに進んだところ、IEモードでも支払い画面が表示されなくなっていました。

そのため、パソリを使った支払いに関して、この記事の内容は古い情報となります。

2023/06/27には同じ方法で支払いが完了できたので、この間に何があったか?ですね。気づいた変化については別記事を書きたいと思います。取り急ぎご報告まで。(2023/07/30)

【追記】

楽天Edyヘルプに『2023年6月29日にNFCポートソフトウェアの新規ダウンロードが終了しました。』というお知らせが発表されています。

【追記】2024/01/01

時間が出来たので、久しぶりに色々と試してみました。

すると、本日(2024/01/01)は EdgeIEモード を使って、Edy ViewerAmazon への支払いが完了できました

前回の【悲報】でお伝えした時はIEモードでもEdyViewerが動作しなかったのに、今日は先に進むことができました。

前回、何かしら、こちらの操作でミスがあったのか、タイミングの問題か、公式サイドでの設定によるものか…、理由は定かではありません。

NFCポートソフトウェア旧バージョンのままであることを条件に、IEモードでのEdyViewer使用はまだ生きているようです。

楽天市場でショッピングをすると、楽天ポイントが貯まります。このポイントをAmazonの支払いに使えたら便利なのになぁ~と思ったことはありませんか?

私は楽天Edyカードを購入して、貯まった楽天ポイントをこのカードにチャージしています。

最初は、せいぜい散歩の途中でジュースを買う程度に考えていましたが、チリも積もれば山となるで、結構な金額になっていることがあります。

Edy-楽天ポイントカード

ジュース程度では使い切れず、それならAmazonで使えないか?と考えました。

調べてみると、Amazonでは楽天Edyで支払いができることがわかりました。

ところが、楽天Edyカードを使ってネットショッピングをするには、決済の時点で専用のリーダーが必要だとわかり、PaSoRi(パソリ) RC-S300 を購入しました。

このパソリをパソコンに接続し、ドライバのインストールさえ終わればすぐに使えるものと思っていたのですが、実際に使えるまでの設定に苦労しました。

しかもAmazonで使う時にも注意が必要で、意識しないで使うと「パソリを認識しない!」という事態に陥ります。

とりあえず現時点(2023年3月)では、Windows11のパソコンで、PaSoRi RC-S300 を使った楽天Edyカードでの決済は問題なくできるようになりました。

ただ、同じ作業をしろと言われても再び苦労しそうなので、備忘録として経緯を残そうと思います。

ちなみに、スマホにアプリをダウンロードして楽天Edyを利用する分には別途専用機器を購入する必要はありません

楽天ポイントでAmazonの支払いはできるのか?

楽天市場で買い物をすると、楽天ポイントが付与されます。ポイントは、同じ商品であっても店舗によって倍率が違うことや、キャンペーンなどで倍率がアップするので、これらの仕組みを上手に活用すると、ポイントが貯まりやすくなります。

最近はネット上にさまざまなポイントサービスがあり、異なるサービス同士でもポイント交換ができる場合があります。

それもあり、楽天ポイントをAmazonの支払いに使えたらいいのになぁと思うのですが、楽天ポイントを直接Amazonで使うことに関して言えば、答えはノーでした。

そりゃそーだ…

でも、Amazonの支払いに 楽天Edy を使うことはできます。

ということは、、、

楽天ポイントを楽天Edyにチャージし、それを使ってAmazonで支払いをすることができるのです。

そのためには準備が必要です!

チョッと待って『楽天Edyって何?』

そもそも『楽天Edy』って何?って話をサラッとしておきましょう。

楽天Edyというのは、楽天が運営する電子マネーです。あらかじめ楽天Edyにチャージ(入金)しておけば、加盟店で現金代わりに利用できます。

現金やクレジットカードの他、楽天ポイントからチャージすることも可能です。

楽天ポイント 1Point = 1円分の楽天Edy

※ 期間限定ポイントや提携先からの交換ポイントは対象外です。

楽天Edyを使えるのはネットショップだけでなく、街中のコンビニ、ドラッグストア、スーパーなどで、Amazonもそのうちのひとつです。

ということは、
楽天ポイントを楽天市場以外でも使えるようになるね!

楽天Edyの種類

楽天Edyには色々なタイプが用意されています。




Edy機能付き楽天ポイントカード

楽天ポイントを貯められる楽天ポイントカードと、楽天Edyが一体になったカードです。楽天市場の楽天Edyオフィシャルショップで購入できます。



Edyキーホルダー

キーホルダーにEdy機能の付いたものです。楽天市場の楽天Edyオフィシャルショップで購入できます。

楽天Edyアプリをスマートフォンにダウンロード

スマホに楽天Edyのアプリをダウンロードすると、スマホを楽天Edyとして使うことができます。

※ おサイフケータイ機能が搭載されている必要があります。


Edy機能付き楽天カード

クレジットカードである楽天カードにEdy機能を追加することができます。すでに持っている楽天カードにEdy機能が付いていない場合は、楽天e-NAVIからEdy機能付きカードへの切り替え申請が可能です。

楽天カードなら、2枚目のカードも作れます

ひとつの楽天IDにつき、100枚までEdy番号を登録できるよ!

シチュエーションに合わせて
使い分けができるね。

楽天Edy と 楽天Pay 紛らわしいけど…

楽天には、楽天Edyと似たような 楽天Pay があります。こちらはQRコードによるスマホ決済です。楽天IDに紐づけたクレジットカードor銀行口座の即時決済が可能で、チャージもできます。

楽天Payは事前のチャージをしなくても使えるし、楽天Edyよりもポイントが貯まりやすい仕組みになっているなど、魅力的なサービスです。

とはいえ、残念なことに楽天Payは現在のところ、Amazonでの支払いに使えません

楽天Edyカード

楽天Edyカードは楽天ポイントとセットになっているので、正式には『Edy-楽天ポイントカード』と言うようです。少々長いので「楽天Edyカード」または「Edyカード」と書かせていただきます。

Edyにも色々なタイプがある中で、ウォーキング用のポーチに入れっぱなしになっても支障がないだろうと、私はカードタイプのEdyを購入しました。

そして、楽天ポイントが付与されるたびにポイポイとEdyカードにチャージして、気楽に持ち歩くつもりでした。

楽天Edyカードは楽天Edyオフィシャルショップで購入できるのですが、なんと、たまに『55円セール』なんてものを実施することがあります。私が楽天Edyのことを知った時、タイミングよくセールが行われていたため、迷いが消えたところがあります。

カードのバリエーションが豊富で、シンプルなものから可愛いものまで様々です。デザインの違いを楽しむために、意味もなく買ってしまいそうになります…(^^ゞ

こんなのもありります♪

楽天Edyで支払いをすると、楽天ポイントも付与されます。購入したカードが届いたら、まず初めに専用サイトで楽天ポイントを貯める設定をしましょう。

楽天Edyカードに楽天ポイントをチャージする方法

楽天ポイントを楽天Edyに交換するには[申請⇒受け取り]という2段階の作業が必要です。

申請しよう

まずは専用サイトで申請しましょう。

申請したポイントを受け取ろう

申請したポイントは、待ってるだけではチャージされません。必ず受け取り作業を行いましょう。

Edyカードで受け取る方法は次の通りです。

受け取り方法
  • 加盟店の専用機を使ってチャージする
  • 楽天Edyアプリを使ってチャージする

※ ポイントチャージ分は、パソコンで受け取れません。

楽天ポイントのEdyチャージには注意点もあるので気を付けてください。

(注意1)
初めてチャージ申請を行ってから7日間は、受け取り可能になるまで2日かかる場合があります。
(注意2)
楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあり、楽天Edyにチャージできるのは通常ポイントだけです。

PaSoRi(パソリ)の設定をしよう

公式サイトから、Edy Viewer 対応のソフトウェア提供の終了アナウンスが出ています。

【重要なお知らせ】

楽天Edyから提供していたEdy Viewer対応の
NFCポートソフトウェア(Ver5.6.9および6.0.4)の提供は終了しております。
ソニー様ご提供の最新のNFCポートソフトウェアを使用しても、
Edy Viewerを動作することはできませんのでご注意ください。

【楽天Edy】https://edy.rakuten.co.jp/edyviewer/help/

カードタイプの楽天Edyは、ネットショッピングの決済時に専用機器が必要になります。

楽天Edy公式サイトでは、専用機器としてパソリ(RC-S380)を紹介していますが、発売元のソニーからは、2021年11月に後継機となる PaSoRi(パソリ) RC-S300 が発売されており、私はこちらを購入しました。

このパソリが曲者で、実際に支払いが成功するまで、結構苦労しました。

PaSoRi(パソリ)設定の手順

私は、初めてパソリの接続設定を行ったときに一度失敗しています。

楽天Edyの支払いでパソリを使うときは、Edy Viewer サービスを利用します。ところが、この Edy Viewer を開くことができませんでした。

そこで、その原因を先に記述しておきます。

パソリ接続の失敗原因
  • ブラウザにChromeを使っていた。
    • Edy Viewerは EdgeIEモード を使う必要がある。
  • アドオンの設定をしていなかった。
    • 専用ソフト(ドライバ)インストール後にアドオンの設定をする必要がある。

通常、プリンタなどのデバイス接続にはドライバのインストールが必要です。ただ、最近のデバイスはPCに接続すると自動的にドライバのインストールを始めてくれることも多く、あまり苦労した記憶がありません。

ところが、このパソリに関しては違いました。必要な設定作業は3つのステップで行われます。

正しい手順を踏めば難しくないのですが、気づかないと、せっかく購入した機器を無駄にする可能性があります。正しい手順専用ソフト楽天Edy公式サイトに詳しく紹介されていますので、必ずそちらを参考にしましょう。

また、作業が複雑になっているので、自分が何のために何をしてるのか?がわからなくて混乱したこともあり、それぞれのステップについて整理しておきます。

接続失敗の原因も書いていますので、「パソリを接続しても Edy Viewer が開かない!」という方は、ご一読いただくと「そういえば・・・」という部分が見つかるかもしれません。

Edge の IEモード

楽天Edyカードでの支払い作業は Edy Viewer サービスを利用します。このサービスはブラウザソフト「 Internet Explorer(以下IE)」限定のサービスです。

ですがご存じの通り IEは2022年6月16日にマイクロソフトサポートが終了しました。2023年2月14日からは無効化され、開くこともできなくなっているでしょう。

そのため、現在は Edge の IEモードを利用することで Edy Viewer が使えるようになっています。そこで[STEP1: EdgeのIEモード設定]が必要になります。

専用ソフトのインストール

パソリを接続するパソコンには専用ソフト(ドライバ「NFCPortWithDriver」)をインストールする必要があります。

通常なら、パソリ販売元のソニーで配布されているドライバをインストールしたいところですが、不思議なことに、最新ドライバでは次のステップで行う作業「ブラウザーのアドオン管理」でつまづいてしまいました

一度インストールした最新ドライバ「NFCPortWithDriver」をアンインストールし、あらためて楽天Edyサイトで配布されているものをインストールしたところ、上手くいきました。

楽天とソニーで配られるソフトの違いを比べてみると、強いて言えばバージョンの違いです。

  • 楽天版「NFCPortWithDriver」・・・Ver.6.0.4.1
  • ソニー版「NFCPortWithDriver」・・・Ver.6.2.1
2023.2.28調べ

【重要】 2023年6月29日にNFCポートソフトウェアの新規ダウンロードが終了しました。

パソリの導入作業で上手くいかない場合は、こちらを見直してみてください。

また、最新ドライバを先にインストールしてしまうと、楽天版の古いドライバはインストールできません。作業のやり直しが必要な場合は、最新ドライバはアンインストールしてから、楽天版ドライバをインストールしてみてください。

ドライバのアンインストール

ドライバを削除する場合の手順です。

  • Windows[スタート]→[設定]→[アプリ]
  • [インストールされているアプリ]の一覧から「NFC Port Software」選択→[アンインストール]

アドオンの設定

専用ソフトのインストールが済むと、アドオンに「CFeliCaAccessor Object」が追加されます。このアドオンを[すべてのサイトに対して許可]する設定が必要なので、忘れず作業をしてください。

楽天Edy公式サイトでは[アドオンの管理]画面の中にある[表示:]のプルダウンで[すべてのアドオン]を選択して「CFeliCaAccessor Object」を探すように記載がありますが、、、

私の場合、Windows11では[ブラウザーで使用されたアドオン]の中から出てきました。

Windows11[スタート]→「アドオンの管理」で検索→[ブラウザーのアドオンの管理]→[アドオンの管理]

楽天Edy(パソリ)でAmazonの支払いを行う

さて、私がもともとパソリを購入した理由は、Amazonでの支払いに楽天Edyカードを使うことでした。

Amazonの場合、その時点で購入する商品がなかったとしても、Amazonギフト券を購入しておくという手があります。

Amazonギフト券は、電子マネーではチャージタイプのものしか購入できませんが、それでも楽天ポイントをAmazonに回しておけるのは素晴らしいと思いませんか?

楽天Edyカード(パソリ)でAmazonの支払いを行う手順

Amazonの商品やサービスの中には、電子マネー払い(前払い)が選択できないものもあるのでご注意ください。

手順

Amazonで購入したい商品をカートに入れて、レジに進みます。
支払い方法に[電子マネー払い]を選びます。

選択画面が表示されたら[コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い]を選択します。

[この支払方法を使う]をクリックし、次に進みます。
商品と配送方法を確認し、[注文を確定]をクリックします。

Amazonに登録しているメールアドレスに「お支払い番号のお知らせ」が届きます。

届いたメール本文に記載されたアドレスをEdgeで開きます。

Amazonから届いたメール「お支払番号のお知らせ」本文にある「お支払方法別の手順」に記載されているアドレスを、Edgeで開きます。

開いたページがIEモードになっていれば、ブラウザ左上に「Internet Explorer モードになっています。」と表示されます。

支払いページが IEモードで開かなかった場合は、IEモードで開くように、次の設定をしてください。(パソリの初期設定が済んでいることが前提です)

  1. 支払いページ(https://link3.kessai.info/JLP/JLPcon)を開いておきます。
  2. Edge画面右上に表示される「…」をクリックし、「Internet Explorer モードで再読み込みする」を選択します。
  1. 「次回、このページをInternet Explorer モードで開く」が表示されたら、設定をオンにし、[完了]をクリックします。
支払い方法選択画面が表示されるので[楽天EDY(パソリでのお支払い)]をクリックします。

[楽天EDY(パソリでのお支払い)]をクリックすると、自動的に Edy Viewer が起動します。

PCにパソリを接続し、チャージ済みのEdyカードをパソリの上にのせます。
[送信」ボタンをクリックします。
支払金額を確認し、[支払う]をクリックします。
「Edyご利用明細」が表示されます。[次へ]をクリックして完了します。

支払いがうまくいくと「シャリーン」と音がして支払い完了です。

できたァ~

まとめ

今回の記事では、楽天Edyカードの決済をPaSoRi(パソリ)RC-S300 で操作できるようになるまでの経緯をまとめました。

最初の設定で失敗し、一時は無駄な買い物をしたか・・・と焦りましたが、なんとか成功に至りました。

最新のドライバを入れたことが理由だったり、普段は使わない Edge の IEモード にするとか、ちょっとクセのある操作が必要でしたが、設定がうまくいけばパソリでの支払いは至って簡単です。

なんといっても、楽天ポイントをAmazonで活用できるというのが最高です。

それにしても、楽天さんはIEモードでしか動かないサービスをいつまで続けるんでしょうね?せっかく使えるようになったのに「サービス終了!」なんてならず、別のブラウザで対応できるように移行していってくれることを願いましょう。

確認してください!
  • PaSoRi(パソリ)RC-S300を使うには、楽天Edy公式サイトで配布されている PaSoRi RC-S300用の専用ソフトウェアをインストールします。
    • ソニーサイトで配布される PaSoRi RC-S300 の最新ドライバをインストールする必要はありません。
  • Edy Viewer が対応するブラウザは Edge だけ。しかもIEモードに設定する必要があります。
    • ※ 支払いページがIEモードで開くよう設定します。
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