「ニューヨーク東8番街の奇跡」映画情報
1987年 / アメリカ
- 監督: マシュー・ロビンス
- 上映時間:106分
スキ度:
ストーリー
古いビルが並ぶニューヨーク東8番街。その中でも最も古いオンボロアパートの住人たちは、それぞれ悩みを抱え、アパートを離れられずにいた。地上げ屋に立ち退きを迫られ、窮地に追い込まれていた住人のもとに、ある日、宇宙から突然小さな訪問者が現れ…。
U-NEXT
「ニューヨーク東8番街の奇跡」感想
古い映画ですが、せっかくのサブスクなのでU-NEXT で久しぶりに視聴しました。
80年代はSF映画の全盛期。「宇宙から来た~」的な映画が目白押しで、ついに手のひらサイズのカワイイUFOまで登場しちゃいました。
しかも、産む?
UFOというのは単なる乗り物だと思ってたのに、この映画では違いました。
そういえば、この映画の原題は『*batteries not included』で、「(この製品に)電池は含まれていません」の意味です。電化製品の注意書きに定型的に使われる注意書きなんですね。なので「*(アスタリスク)」も含めたタイトルになってると。
これを映画タイトルにするなんて、アメリカらしいなぁと思います。でも、邦題で使われた「奇跡」という単語はどこにもありません。
動くわけがないものが動いちゃった?
そんなこと、あるわけないじゃん。
と思っていると、起こるのが『奇跡』。
日本で広く親しまれるタイトルはどちらかといえば、なるほどと思います。
映画の記憶は断片的だったので、久しぶりに見ると時代を感じさせる内容と設定で、今作れる内容ではないんだろうな…と思いますが、家族が揃って観るには楽しい映画です。
同じほのぼの系SFでは、この「東8番街」とは別に「コクーン」も好きでした。
どちらも当時は人気があって、レンタル店では貸し出し中のことが多かった印象です。大作のように繰り返し話題になることはありませんが、こうした名作が埋もれるのは勿体ないです。
ジブリ映画が繰り返しテレビ放映されるように、こうしたファミリー向け映画は、子供の休みに合わせて放送すればいいのに、と思います。