懐かしのマイヒーロー『仮面の忍者 赤影』に恋した理由

子供の頃に観た特撮ヒーロー番組の中でも、特に個人的思い入れの強い『仮面の忍者 赤影』です。

『仮面の忍者 赤影』

基本情報

ストーリー

豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に金目教という怪しい宗教が流行っていた。それを信じない者は、恐ろしい祟りに見舞われるという。その正体はなにか？藤吉郎は金目教の秘密を探るため、飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は……「赤影参上！」（オープニング・ナレーションより）

東映ビデオ株式会社より

懐かしすぎて…

母いわく「身震いするほど好きだった」というのは『マグマ大使』で、これは兄のはなし。

兄の影響で、特撮ヒーローものは生まれた時から身近にありました。とはいえ母や兄が思い出話に花を咲かせる『マグマ大使』の記憶が、私にはありません。

確実に覚えているのが、この『赤影』です。

兄が震えるほど好きだったのと同様に、実は私は赤影のことが震えるほど好きでした。ドラマ『仮面の忍者 赤影』が、じゃなくて、忍者の赤影そのもののことがね、、、大好きだったの・・・ﾃﾍ。

本気で好きだったので、むしろそのことは家族に隠してました。知られたら絶対からかってくると思ってたから、この気持ちは心の中にしまっておきました。なので、まさか20年、30年も経っても「観たい、会いたい」病にかかってるとは誰も思ってないでしょう。

ただ、よくよく調べてみるとリアルタイムで観ていたわけではないんですよね。夏休みになると『ジャイアント・ロボ』と『赤影』がセットのように繰り返し再放送されていたので、その時の記憶が混ざってるみたいです。

しかも全部で52話もあったことにビックリしました。

前に探した時は見つからなかったのに、コロナ禍の最中に探してみたら、アマプラでもU-NEXTでも動画配信されていて驚きました。

40年ぶりの赤影、白影、青影…

『手裏剣　しゅしゅしゅ　　しゅっしゅしゅ～　　赤影は　行く～』

オープニング映像と音楽を聴いただけでゾクゾクしちゃいました。

白馬にまたがった赤影。これが観たかったのだぁ～。

「赤影、参上！」（シュタッ！）

その姿には不思議と品がある。

仮面をつけてて素顔がわからない主人公なのに、なんで恋しちゃうんだろう？ っていうのは、自分の中で長らく疑問だったんですよ。

でも、サッカーの宮本恒靖選手が黒のマスクを装着した時に世間がざわついたじゃないですか。

ケガした鼻を守るためのフェイスガードだったそうですけど、なんか、あれして現れた時、すっごく強そうな人が出てきた！て感覚になりましたよね。

しかも海外の女性サッカーファンからは「セクシーだわ」という声も出ていたとか。

あの現象を目の当たりにしたとき、咄嗟に赤影を思い出したのは私だけじゃないはず…って、違うか。

とにかく「目だ」と。

顔の一部が隠れた神秘性の中にキラリと光る力強い「目ヂカラ」があれば、それだけでも人を魅了出来るんだな・・・とわかって、赤影に熱狂した自分は間違ってなかったことを確信しました。

「だいじょ～ぶ。」✋

青影のこのひと言に、なんど助けられただろう。

大丈夫。なんとかなるさ。そう言って、色々と乗り越えてきた数十年です。

そして白影の登場。

あの頃はおじいちゃん忍者だと思ってたけど（失礼…）、今見ると、明るくて優しくて、登場するだけでパッと画面が明るくなる素敵なおじ様でした。

大人になった今のほうが、白影の魅力がわかります。絶対必要な人でしたね。

『仮面の忍者 赤影』を観るのは…

動画配信

現在、Amazon PrimeVideo と U-NEXT で動画配信されています。

U-NEXTなら見放題対象です。

Blu-ray

第一部 「金目教篇」

1967年4月～6月放送の、第１話～第13話までを収録。
赤影、青影、白影の飛騨忍者と甲賀幻妖斉が率いる霞谷七人衆との壮絶な戦いを描く。

第二部 「卍党篇」

1967年7月～9月まで放送の、第14話～第26話を収録。
超エネルギーの謎を秘めた3つのギヤマンの鐘を巡って物語が展開する。

第三部 「根來篇」

1967年10月～12月放送の、第27話～第39話を収録。
赤影、青影、白影の飛騨忍者が、暗闇鬼堂の根來十三忍、根來怪獣との壮絶な闘いを繰り広げる。

第四部 「魔風篇」

1968年1月～3月放送の、第40話～第52話を収録。
影一族に伝わる“黄金の仮面”を奪い、天下にその名を轟かせようとする魔風雷丸と魔風忍群に、赤影、青影、白影が挑む。

U-NEXTを観るなら