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70年代ドラマ「ちょっとマイウェイ」が好きだった

家にいる時間が増えてからというもの、すっかり動画配信の便利さに目覚めてしまい、韓流や華流の長編ドラマを観てホクホクしてました。

が、段々とそれにも飽きてきた頃、ふと「もしかして、懐かしいドラマも配信されてるのでは?」と淡い期待をこめて検索してみたところ、意外なドラマがヒットしたり、配信はないものの、近年になって映像化されてるものもあることを、今更のように知りました。

こうなると、懐かしのドラマを観たい願望が強まるばかりです。

配信されてれば超ラッキー。配信はなくても、映像化されてればレンタルできるかも。配信にも映像化にもかすらない作品でも、待てば海路の日和あり? 

そこで、自分の記憶とドラマをしっかり結びつける作業でもしてみようと思いました。

その『懐かしのドラマ掘り起こし』シリーズの第1回記念作品が、『ちょっとマイウェイ』です。

『ちょっとマイウェイ』

放送期間
1979年10月13日~1980年3月29日
放送枠
土曜ドラマ (日本テレビ)
放送時間
土曜 21:00 – 21:54
放送回数
全25回
主題歌
「夜明けのマイウェイ」パル
主なキャスト
桃井かおり、八千草薫、結城美栄子
犬塚弘、赤塚真人、神田正輝
研ナオコ、緒形拳、岸本加世子、秋野太作

ストーリー

浅井なつみ(桃井かおり)はラジコンに夢中で、家を出て友人のカツ子(研ナオコ)とラジコン屋で働いている。ある日、長女の朋子(八千草薫)が、なつみのアパートを訪ねてきた。朋子が経営する代官山のレストラン『ひまわり亭』が、近くに大手チェーンのレストランが出来たため経営がピンチになり、なつみに助けを求めに来たのだった。最初は渋るなつみだったが、生まれ育った家が駐車場になるという話に奮起し、『ひまわり亭』を立て直す決意を固める。

楽天ブックス「ちょっとマイウェイ」より

主題歌「夜明けのマイウェイ」パル

このドラマとは切っても切れないのが「夜明けのマイウェイ」という主題歌。本当にいい曲。

想い出は音楽とともにある・・・を実感する名曲です。

パル(PAL)というグループが手掛けてますが、現在は活動してません。

アルバム「カリフォルニア・グレープフルーツ フレッシュ・オレンジ・ジュース」に収録されていて、レコチョクで配信されてました。

昭和のドラマ音楽を集めたCDにも収録されています。

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ニューミュージックの括りで集めたCDもあります。

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懐かしすぎる…

1979年の秋から1980年の春にかけて放送されたドラマなので、70年代最後の…とも言えるし、80年代初めの…とも言えるドラマですね。

70、80年代の夜9時といえば、子供にとっては「ザ・寝る時間」。

しかも土曜日の夜8時には不動の人気番組、ドリフの『8時だョ!全員集合』が放送されていました。

カトちゃんに「宿題すませて、歯、磨いて、夜更かしするなョ」と念を押されれば、素直に「ハイ!」と寝る準備が始まるというのが、小学生の生活スタイルでした。

中学に入り、少しずつ9時台の番組視聴も許されるようになった頃に始まったのがこのドラマです。

桃井かおりがカッコイイ大人の女性に見えて憧れたし、それでいて軽妙で洒落のきいた大人同士のやりとりが面白く、リアルタイムで追いかけたドラマの中でも、特に大好きな名作中の名作だと思ってます。

このドラマが放送されるちょっと前に放送され、日本中が大フィーバーに陥った『熱中時代』も確かに観てましたが、大人になればなるほど「ちょっと恥ずかしい」感じがして触れられないでいるんですよ。その点、『ちょっとマイウェイ』は何度でも観たいドラマなんですよねぇ~。

今振り返れば、出演陣がエグイです。

物語の中心になる浅井三姉妹には、長女・八千草薫、次女・結城美栄子、三女・桃井かおり。

そこに、緒形拳、神田正輝、岸本加代子、研ナオコが加わって、面白くないわけがないでしょ。

覚えてるストーリー

DVD-BOXのサイトでストーリーに目を通して「そうそう」と思い出しましたが、最初は三女のなつみ(桃井)はレストランとは無関係だったのに、長女の朋子(八千草)に引っ張り出されて再建に臨むことになるんでしたね。

近くに大手レストランチェーンが出店した上に、コックやウエイトレスが引き抜かれてしまい、今日店を開けられるかというひどい状態。

今みたいにネットで気軽に求人…なんてものはありませんから、店の入り口にスタッフ募集の張り紙を貼っただけでした。「無理だろ!」と思うけど、それなりに人が訪ねてくるわけです。

で、集まったのが、ひと癖もふた癖もある面々。

料理人としての腕はいいのに、どこか謎の多い子連れの男(緒形拳)とか、やたら文句の多いコック(赤塚真人)。唯一残っていたウエイトレス(岸本加代子)はヤル気がないし、お人好しな上におっちょこちょいな長女・朋子の失敗が足を引っ張り、お店はいつでも赤字状態。

悩みの多いなつみにとって、親友・カツコ(研ナオコ)が癒しの存在…って感じだったかな?

果たして『ひまわり亭』は再起できるのか…。

毎回さまざまな事件を起こしながら、『ひまわり亭』の再建に向けたなつみの悪戦苦闘が描かれるんですが、中でも私が一番覚えてるのが『ジャガイモ事件』の回。

これも朋子さんがやらかして大変なことになるんだけど、「普通、気づくでしょ」と、今ならX(旧ツイッター)で総ツッコミされそうな事件が起こります。

あの結末がわかってるんだけど、やっぱりもう一度あの雰囲気とかを観たいんですよねぇ。

このドラマでは、最近鬼籍に入られた犬塚弘氏が次女・伸江の旦那さん役で出演してました。最近では体調が心配される神田正輝も「信用金庫!」と呼ばれて桃井かおりに振り回される役で登場してましたっけ。

本当に懐かしい。

「ちょっとマイウェイ」を観るには?

調べてみましたが、配信されてるところは見つかりませんでした。

2006年にはDVD-BOXが発売されていました。

ならレンタルは?と宅配レンタルで検索かけてみましたが、ヒットしませんでした。

どこも在庫限りのようなので、そのうち・・・と思ってると手に入れられなくなりそうです。

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とはいえ、あれもこれも買うというわけには…

あ、いえね、実はつい最近、これをポチッたばかりなんですのよぉ~

こちらの『俺たちは天使だ!』は、Blu-ray化されて、全20話がディスク3枚に収録されてます。5話分少ないとはいえ、『ちょっとマイウェイ』DVD-BOXの半分以下のお値段なんですよ。

これくらいだと、まだ頑張って手に入れようと思えるんですが・・・

動画配信が始まることを期待しつつ、せめてBlu-ray化だけでも・・・と願う日々です。

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