映画「ストリート・オブ・ファイヤー」1984年◆何度でも観たい80年代の名作

『ストリート・オブ・ファイヤー』基本情報

スキ度： 4.8

アメリカ： 1984年6月1日
日本：1984年8月11日

ロック歌手のエレンがストリートギャング・ボンバーズに誘拐された。久々に街に戻った流れ者のトム・コーディは、陸軍上がりの女兵士・マッコイと共に元恋人のエレンを救い出す。だが、面目を潰されたボンバーズのボス・レイヴンはトムに決闘を申し込み…。
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人気ロック歌手のエレン・エイムが、地元での凱旋ライブ中に、ストリートギャング・ボンバーズに誘拐されてしまいます。エレンと馴染みのリーヴァは弟のトムに連絡をとり、エレンを助けてほしいと頼みます。

その昔、トムとエレンは恋人どうしでしたが、エレンが歌手の夢を諦めきれず、トムとの仲は自然消滅していました。

最初はエレンを助ける気はないと突き放していましたが、エレンのマネージャーに大金を要求し、助けに行くことにします。

トムは酒場で知り合った陸軍あがりの女兵士マッコイと、エレンのマネージャーで現在の恋人のビリーを連れて、3人でボンバーズのアジトを急襲し、エレンを助け出しますが…。

役名	俳優	備考
トム・コーディ	マイケル・パレ	エレンの元恋人。エレンを助けに行く。
エレン・エイム	ダイアン・レイン	映画のヒロイン。人気ロックシンガーで、ボンバーズに攫われる。
ビリー・フィッシュ	リック・モラニス	エレンのマネージャーで現在の恋人。
マッコイ	エイミー・マディガン	陸軍上がりの女兵士。
レイヴン	ウィレム・デフォー	ストリートギャング・ボンバーズのリーダー。
リーヴァ・コーディ	デボラ・ヴァン・フォルケンバーグ	トムのお姉さん。

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『ストリート・オブ・ファイヤー』を初めて観たのは学生の頃です。映画館じゃなくてレンタルで、しかも当時はビデオでした。

この映画を観た翌日には再びレンタル店に駆け込んで、今度はサウンドトラックのレコードを借りました。

しばらくはダビングしたテープを毎日のように聴いて、それこそスリ減るかヨレヨレになるかというところまで聴き倒しました。

ダイアン・レインは綺麗だし、トム役のマイケル・パレも最高にカッコ良かった。あの目にやられた女子が多かったはず。

悪党のボスとして登場したレイヴン役のウィレム・デフォーは、強烈な印象でした。その後の活躍はご存じの通り。私が観た中では『プラトーン』や『スピード2』、『今そこにある危機』で登場し、どれも印象的な役を演じています。

※『プラトーン』で空に向かって両手を広げる有名なシーン。あれ、長いこと主演のチャーリー・シーンだと勘違いしてたっけ。映画観てウィレム・デフォーの役の人だったことを知り、その結末に泣いたな…

80年代と言えば、映画と主題歌のヒットが結びついて、どちらもパワーのある時代でした。

この『ストリート・オブ・ファイヤー』が公開された1984年だけでも、次のような映画が公開されてます。

この年を挟んで、『愛と青春の旅立ち』『フラッシュダンス』『トップガン』といった、名作と名曲がひしめいています。

この映画に限らずですが、レビューサイトで「何を伝えたいのかサッパリわからなかった」と書かれてるのを見ることがあります。そういう目で見れば、この映画も「ナニコレ」かもしれません。

ただ、これぞエンタメ。これぞ娯楽映画でしょ。あれこれ考えずに楽しもうよ、という映画だと思います。

そういえば、映画の始まりにも出てました。『ロックンロールの寓話』だと。

映画全編に流れる音楽をタップリ浴びて、熱くなればOK。

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英語タイトル	日本語タイトル	アーティスト
Nowhere Fast	ノーホエア・ファースト	Fire Inc
Sorcerer	ソーサラー	Marilyn Martin
Deeper and Deeper	ディーパー・アンド・ディーパー	The Fixx
Countdown to Love	カウントダウン・トゥ・ラヴ	Greg Phillinganes
One Bad Stud	ワン・バッド・スタッド	The Blasters
Tonight Is What It Means to Be Young	今夜は青春	Fire Inc
Never Be You	ネヴァー・ビー・ユー	Maria McKee
I Can Dream About You	あなたを夢みて	Dan Hartman
Hold That Snake	ホールド・ザット・スネイク	Ry Cooder
Blue Shadows	ブルー・シャドウズ	The Blasters

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