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洗濯用ハンガーにも使いやすさの違いがあることを思い知りました

洗濯ハンガーは、物干し竿をガチッと掴むキャッチ式タイプを愛用しています。

上の写真のハンガーは、ビッグサイズのシャツなどを干す時に、左右をシャキンッ! シャキンッ! と引き伸ばすことができるハンガーです。

まぁどこにでもあるような、何の変哲もない一般的な洗濯ハンガーですよね。

ハンガーの買い替え

使い慣れたハンガーもだいぶ劣化してきたので、近くのニトリで同じようなハンガーを買って来ました。一般的なハンガーだと思うので、特に難しく考えることもなく…。

ところが…

なぜか使いにくい…

人の行動は習慣化していることが多いので、洗濯物を干したり取り込んだりするときにも、無意識に決まった位置に立って作業をしていることがあると思います。

ハンガーに洗濯物をかけたり外したりする単純な作業でも同じで、普段なら何も考えずにいつも通りの動作をして、いつも通りに作業が進んでいくもの…なんですが、、、

ハンガーを変えてから、なにかが引っかかって上手く進まないんですよ。

最初は、物干し竿からハンガーを外す時に引っ掛かりました。

「あれ?」

「あれれ?」

「え? また?? もぅヤダぁ~~~」

何度も作業が途切れるので、だんだんイライラしてきました。 

それから、やけに手が疲れるようになったんですよ…。

比べてみました

同じことをしてるつもりなのに何が違うんだろう? 

気になって、今まで使っていたものと新しいハンガーを比べてみました。

長さ&角度

左:ニトリ製品、右(青):今まで使ってた製品

上の写真は、左の白いハンガーが新しいニトリのもの。右のきちゃない青いハンガーが今まで使ってたものです。

部位の名称がわからないので、テキトーにキャッチ部分を左キャッチ右キャッチで表現しますね。

新旧ハンガーを並べてみると、だいぶ違いが判ります。

  1. 右キャッチの長さを中央から測ると、旧ハンガー「B」部分よりも、ニトリ「A」のほうが長い。
  2. よく見ると、右キャッチの切り込み角度はBのほうが浅い。

ここからわかるのは、ニトリ製品のほうがガッチリと物干し竿をつかんで、強風でも動きにくくなっているということです。強風対策の観点から見れば、ニトリのほうが優秀だと思います。

ところが、物干し竿から外す作業ではこの角度が邪魔になり、クイッと手首をひねる必要が出てしまうわけです。

古いハンガーは意識しなくてもスルッと物干し竿から外れる感覚だったので、これに慣れてしまった体は、たった数ミリの違いにも違和感を感じたみたいです。

距離と強度

もうひとつは「疲れるなぁ~」の原因です。

下:ニトリ製品、上(青):今まで使ってた製品

新旧ハンガーの左端を揃えて重ねてみました。

明らかにニトリのハンガーはグリップの距離が長いです。これはかなり影響があると思います。

しかも距離だけじゃなく、バネ?が強いので、握るのに力が要ります。

思いっきり手を広げて力を入れる。これを何回も繰り返せば疲れるわけです。

買い替え

原因がわかり、その特徴を理解した上で使っていこう…と思って頑張りましたがダメでした。

そのうちバネも緩むだろうと思ってましたが、イライラのほうが上回ってしまいました。

「買い替えだ!」ヽ(`Д´)ノプンプン

何の変哲もない普通のハンガーですが、ものすごく快適。

一応、「生産国:日本製」にこだわってみました。

最後に…

よく野球選手がバットにこだわる話を耳にしますね。バットの重さやグリップの太さなどにそれぞれの好みがあるとか。数ミリの違いにもこだわるという話も聞いたことがあります。

主婦業の中で、その感覚をちょっとだけ体験できた出来事でした、、、違うか?

それにしても、ニトリのハンガーは色味は好きなんですよねぇ。でも、特にグリップ部分は人間工学的に設計ミスなんじゃない?なんて思うくらいです。改良してくれるのを期待します。

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